山田昌記:23

すみません。

個人的にバッタバタしておりまして…

本当に本当に忘れてました。ブログ。…と言うか戯言。

 

ご存知の方も居られるかもしれませんが 2014年11月 から京都は西院の GATTACA というライブハウスで店長に君臨させていただく事になりました。

頑張ります。楽しいです。

 

さてさて、先日 某バンドマンと元バンドマンが揉めました。

若いバンドマンが年上の元バンドマンに

「あんたはバンドマンじゃない」的な…

そんな言葉が聞こえましてね…ゴニャゴニャ揉めたわけです。

ひとまず落ち着かせて「ちゃんと話せ」と。

 

若いバンドマンが言いたかった事は

「バンドやめてからもライブハウスに良く来るのはバンドが好きだからでしょ?僕らが出会ったのもバンドがあったからでしょ!こんなところで酔っ払ってないで早くバンドしてくださいよ!」

って事だった。(なんて言葉足らずなんだ)

 

すると、なんという事でしょう…

 

元バンドマンは「やめてくれ!」と泣きだしました。

面白くって俺も「みんな待ってるぞ」

とか言うて涙を誘っていたわけですが、実はそいつの気持ちがめちゃくちゃわかるのです。

 

「あ…こんな事あったな…」って思い出すキッカケになったのです。

大した内容ではないけど、その時のお話を…。

 

CRUISER というバンドを終え、harmonize を終え 俺は「もうバンドはいいかな…裏方っしょ!」

なんて思って頑張って仕事をしておりました。

 

SHERBET って伝説のバンドが解散して THUMB と REACH という2バンドになったのですが

その REACH がウーピーズに来てくれました。

 

REACH は Vo/Gt のマコさん(ex-SHERBET / 後の SLIME BALL)、Bs/Vo クボちゃん(ex-GREEN GIANT)、Dr/Cho タカシ(ex-DAMAGE / 後の toe / the HIATUS / カエラバンド等) からなる3人でスタート

 

山田が居るから。って 毎度ツアーに組み込んでくれてました。

 

ある日、いつものようにライブを終え、あーだこーだ話をして打ち上げでワイワイして…見送る時間に

 

「山田、じゃぁまたね!次は対バンしようね」

 

……ドキッとした。

 

自分はライブハウスの人間。

そう思っていた、俺は。

 

でも、マコさんは バンドマン として見ていてくれた。

本当にドキッとした、忘れていた感覚だった。

本当にその気持ちが嬉しくて嬉しくて、そしてメンバーを集めて組んだのが water でした。

 

そのバンドもいまは全然動いていないけれど、とにかく ライブハウスの山田 も バンドマンの山田 も

京都の山田 は色々な人に知らず知らず支えられ、背中を押され成り立っております。

 

そんな俺がいままたこの時の事を思い出した事にもなにかあるんだろうな…と。